令和6年 御願神事

地震などの自然災害や感染症の拡大などによる内容の変更が生じる場合がございます。

入場について

新型コロナウイルス感染症拡大予防のため境内への入場を制限させていただく場合がございますので、ご了承ください。
@境内ではできるだけ間隔をあけ、マスクを着用するようにお願い致します。

お車駐車場

菅生石部神社駐車場をご利用ください。
駐車場が一杯の場合、臨時駐車場として錦城東小学校、セレモニー会館タカダを予定しております。
路上駐車はご遠慮ください。

ご来場の予定の方へ

当日は混雑が予想されます。駐車場に限りがございますので公共の交通をご利用ください。
・電車 JR加賀温泉駅下車 加賀温泉バス「岡町」
・キャンバス「菅生石部神社」下車。
タクシー 約8分。
JR大聖寺駅下車 徒歩 約20分、タクシー 約5分。

加賀市役所正面玄関前(加賀市大聖寺南町ニ41番地)より菅生石部神社前敷地天神橋際までシャトルバスを運行いたします。 JRご利用の方は、JR大聖寺駅下車徒歩(5分)にてご利用ください。

お車でお越しの方は、市役所に駐車の上ご利用ください。
※お車の事故や盗難の際、責任は負えませんので十分にご注意ください。
およそ15分〜20分間隔にて運航を予定しております。

運行時間 10:00〜13:00 (15分〜20分間隔)
利用料金:無料

御願神事(俗称 竹割まつり) 2/10 11:00〜

「竹割まつり」の俗称を持つ御願神事は、毎年2月10日に行われる例祭です。 天武天皇白鳳五年(677年)国家安泰を祈り、平和な世にあっても乱世を忘れぬよう、 山幸彦の炎出見尊(ほほでみのみこと)と、兄で海幸彦の酢芹尊(すせりみこと)の神軍(たたかい)にならい、尚武の道を忘れぬための行事とされています。 あわせて五穀豊穣悪疫退散を願います。


午前11時より、幣殿において宮司による祝詞奏上の後、境外の鳥居前に待機していた敷地、岡、両区の青年・壮年数十人が白衣・白短袴姿で境内に突入し、炎々と燃える御神火を潜り、2メートル余の青竹を境内境外問わず激しく地面に打ち叩く姿は壮絶をきわめます。




続いて拝殿より長さ20メートル太さ30センチもある、大蛇に擬した長縄を引きずり出し、境内境外を引き回した末に敷地橋上より大聖寺川に投げ入れる。その勇壮さに毎年多くの地元民や見物客から喝采を浴びています。



知っていますか? 御願神事ミニ知識

竹割の青年はどんなひと?

神社の東隣にある敷地と西側にある岡町を中心とする青年。赤い鉢巻はその代表や厄年の人です。当日は潔斎といい身を清めて奉仕します。

神事の青竹は何本?

毎年奉納されますので若干変動はありますが、数では約三百本、長さ約2メートルです。

大縄の長さは?

長さ約20メートル、直径約30センチ、重さは約180キロにもなります。 神事直前の日曜日などに、敷地の町で大縄を編む光景がみられます。こちらも迫力満点。ぜひ一度ご覧下さい。

火をつけて燃やすものは?

アズマヤとよばれ、三角錐に竹で土台を組みその上を藁で覆います。神事開始の合図の盤木が鳴ると同時に火をつけます。
代々、岡町の辰川家が忌火司としておこした神聖な火を用います。

神事がすぐに始まらないのは?

神事に先立ち、加賀市をはじめとする人々からのお供えを捧げ、ご神前で宮司が国の平和と隆昌、五穀豊穣や殊に加賀市の平和と隆昌を祈願します。続いて献幣使の祭詞を奏上した後に神事が始まります。

神事まで鈴や太鼓が鳴らないのは?

神事の合図の盤木が最初で、その後に竹を叩き割る音となります。古来2月1日から盤木が鳴るまで鳴り物禁止となっています。

神事に用いられた竹を持ち帰る人がいますが?

(1)天井裏に置くと雷避けになる
(2)玄関先に置くと魔除けになる
(3)箸にすれば身体健康、病気平癒、虫歯予防になる。
そのほかにも大縄の藁を魚編みに結ぶと豊漁になる等、様々な言い伝えがあります。
この神事に用いられた竹や大縄には、悪事災難を除き、疾病を免れる霊験があります。なによりも1年の無事や様々の願いを祈る心が最も重要なようです。

昔と今の違いは?

いわれにあった通り互いに叩き合い、綱引きを行って勝敗を決めていたようです。明治中頃までは、篝火を焚き夕方から夜にかけて行われていました。そして、近年雪が少ないのがちょっと残念です。

酒「御願(ごんがん)」

地元大聖寺の酒として、鹿野酒造株式会社のご協力を得て、特別に『御願』が大聖寺酒商組合にて限定販売されます。
おめでたい席に是非ご賞味ください。

なお数に限りがございますので、売り切れ次第終了となります。ご了承ください。

■「御願(ごんがん)」

製造:鹿野酒造株式会社
商品名:御願 (干支絵馬付)
容量:720ml
価格:1,650円

御願神事 写真コンテスト

令和6年御願神事写真コンテストを実施いたします。
詳細は専用ページをご覧ください。

ごんがんの竹

御願神事にて割られた竹に霊験があると伝えられています。

・玄関先に置けば、魔除けや疫病除け、家内安全になる。
・車や身につければ、厄除や災難を回避する。
・武道やスポーツが上達する。
・屋根裏に置けば、雷避けになる。
・凧にすれば、とても高く上がる。
・箸にすれば、病気の予防や病気平癒になる。

この霊験あらたかなごんがんの竹は、当日お越しになれない方のために 境内にて一定期間保管しております。後日お持ち帰りいただくことができます。

※年ごとに奉仕青年の人数や竹の本数、大繩の長さがが変わることがございます。